各プロポリスメーカーから沢山の種類のプロポリス原液・液体が販売されていますが、その中で稀に「ワックスフリー」と表記されたものがあります。
このワックスフリーの言葉は一体どういう意味を持っているのでしょうか?
このページではワックスフリーのプロポリスとは一体どういったものなのかについて詳しく解説していきます。
ワックスフリーとは?
ワックスフリーと呼ばれるプロポリスを端的に説明すると「蜂ヤニを取り除いたプロポリスエキス」を指します。
プロポリス原液に含まれている蜂ヤニは飲用の際にべたつくので、苦手意識を持つ方や邪魔に感じる方もいらっしゃいます。
そのような蜂ヤニが苦手な方の為に、飲みやすいようにプロポリス液から蜂ヤニを取り除いた形で作られるのがワックスフリーのプロポリスになります。
ワックスフリーのプロポリスのメリットは大きく2つあり、
・プロポリス特有の風味やべたつきが少なく飲みやすい
・容器や口のなかでのべた付き汚れが気にならない
というような飲みやすいプロポリスとして作られています。
このようにワックスフリー仕様のプロポリスのメリットのみを見てしまうと、一見邪魔者のようにも思えてしまう蜂ヤニの存在ですが、実はそのまま蜂ヤニを取り除かずに作られているプロポリス液も少なくありません。
なぜでしょうか?実は蜂ヤニを取り除かない方がいい理由もあります。
蜂ヤニの重要性とは?
なぜ蜂ヤニを取り除いたワックスフリーのプロポリスと蜂ヤニを取り除いていないプロポリスがあるのでしょうか?
実は、蜂ヤニには栄養成分が豊富に含有されています。
つまり蜂ヤニを取り除くという作業は「プロポリスに含まれる大切な栄養」をわざわざ取り除く事になるのです。
なので、プロポリスの成分面を重要視して製造しているメーカーの場合はワックスフリーにせずに、あえて蜂ヤニを取り除かずに作られます。
※当然ながら、寺尾養蜂が作るプロポリス原液は蜂ヤニは取り除かずに製造しています。
ワックスフリーのプロポリスを製造する工程は難しいものではなく、実は蜂ヤニの除去自体はマイナス10度に冷却してフィルター濾過すれば、簡単に除去することが可能です。
しかし寺尾養蜂で製造しているプロポリス原液は多少飲みにくいとしても、貴重なプロポリスの栄養分を残す為にあえて蜂ヤニをそのままにしています。
できるだけ自然のままの栄養分豊かなプロポリスを飲んで頂きたいという考えから、寺尾養蜂ではこだわり抜いた成分面を最重視したプロポリス原液を製造しています。
成分面を考えるのであれば、蜂ヤニが含まれたものが良い
蜂ヤニの有無だけではなく、抽出方法やプロポリス自体の等級や濃度などプロポリスの品質を判断するポイントは多くあります。
プロポリスの原塊や含有されている成分の多くは脂溶性の特性を持つので、アルコール抽出で作られたものが成分面で優れています。
そんなアルコール抽出で作られたプロポリス原液には多くの場合入蜂ヤニが含有されています。
説明してきた通り、蜂ヤニは私達がプロポリスを飲む際にべたつくので、邪魔者のように感じてしまう存在ですが、実は豊富な栄養成分が含有されています。
健康の為にプロポリスを飲用するのであれば、しっかりと成分面・栄養面で優れているプロポリスを選ぶこともオススメします。
蜂ヤニの有無や抽出方法以外にも「高品質なプロポリスを選ぶポイント」はいくつか存在していますので以下のページで詳しく解説しますね。
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