プロポリスサプリメント

プロポリスと言えば以前は健康意識の高い一部の方々が利用するものでしたが、現在では沢山のプロポリス製品が溢れかえっています。
ドラッグストアなどの身近なお店で取り扱いをされている事も増え、数十年前と比べて簡単に購入できるようになってきました。

私達の生活にとってより身近になったとも言えるのですが、数あるプロポリス製品の多くは美味しいとは言えません。
寧ろ、どちらかというと風味が独特なものが多く、お客様の中にはプロポリスを使用する際に苦手意識を持つ方もいらっしゃいます。

そういう方にとってはプロポリスサプリメントはプロポリスエキスの刺激を感じることが無いので比較的プロポリス製品としては飲みやすく、特にプロポリスを初めて飲むという方からの人気が高いタイプの製品になります。

このページではプロポリスサプリのメリット・デメリットとともに、なぜ寺尾養蜂ではサプリメントタイプを作らないのか？という理由について解説します。

プロポリスサプリメントのメリットは？

冒頭でも触れた通り、プロポリスサプリメントの最大のメリットは飲みやすい点にあります。
プロポリスに優れた健康効果があるのは知っているけれど、原液タイプ特有の刺激・風味に苦手意識を持つ方が刺激を感じることなく摂取することが可能なサプリメントを選びます。

特に、初めてプロポリスを飲用する方にとってサプリメントタイプはプロポリスを飲む場所・タイミングを選ばずに、自分の飲みたい時間にサッと摂取が出来るので、プロポリス原液と比べて手軽に利用できるという点も人気の理由かも知れません。

このようにプロポリスサプリメントはプロポリス製品の中でも使いやすさ、飲みやすさが特に優れています。

プロポリスサプリメントにデメリットはあるの？

とても飲みやすいので良いこと尽くめなような気がするプロポリスサプリメントですが、デメリットはないのでしょうか？

プロポリスサプリメントの最大のデメリットは「価格と成分量を考えた時にどうしても割高になってしまう」点です。
製造の際、サプリメントタイプとして作るのは、当然ながらプロポリス原液と比べ加工の作業工程が増えます。
勿論その分余計な手間が増えることとなるので、必要以上の製造コストが発生します。

他にも飲みやすさを追求する為に、サプリメントを小さな形状にするとどうしてもカプセルや粒の中に充填するプロポリスエキス量も少なくなります。
更にカプセルとして加工する為には、プロポリスエキス以外の油分などの添加物と混合しなければなりません。（カプセルが破れる可能性があるため）

そうなると純粋な形でプロポリスを摂取することが出来ませんし、余分な製造コストが入った形で販売される形になります。

以上のような点を踏まえて考えるのであれば、結果的にサプリメントタイプは有効成分量に対しての商品価格が高くなってしまいます。

その他にも、プロポリスの抗菌力を活かした使いかたが出来ない点もデメリットの１つです。

プロポリスの原液を飲み物と混ぜて飲む場合は、口内や喉にもプロポリスが直接触れる事になり、プロポリスの抗菌が活用できる事が期待できます。
しかし原液タイプとは異なり、サプリメントはカプセルのままお腹の中に運ばれ溶けた後に、体に吸収されます。
なので、お腹に入るまでの通り道で効果は期待する事が難しいでしょう。

プロポリス原液を市販のカプセルに入れる方法もある

また成分量などの面を考えると、サプリメントタイプよりもプロポリス原液が優れている事が分かります。
しかし、どんなに成分面で優れているといってもプロポリス原液の風味・味が苦手だという人にとっては飲用するだけでも一苦労だと思います。

こういった場合は市販のカプセルにプロポリス原液を入れて飲用する事も１つの手段です。
この方法であればプロポリス原液の成分をしっかりと摂取する事ができ、原液の飲みにくさも解決できます。
余計なひと手間がかかりますが、しっかりと成分を重要視して摂取したいという方にはおすすめの方法です。

成分面を重視して考え抜いた結果、寺尾養蜂では原液にこだわっています

サプリメントタイプはとても飲みやすく、人気が高いので販売者としては魅力的な製品です。
ですが寺尾養蜂は、お客様にしっかりと成分の含有されたプロポリスをお求めやすい価格で販売したいと考えています。
なので、現状プロポリスサプリメントの販売は行っていません。（もし、今後納得のいくサプリメントが作ることができれば別ですが）

ちょっぴり飲みにくいですが、これからも寺尾養蜂はアルコール抽出のピリピリとした刺激を持ち、風味も独特なプロポリス原液をこだわって作り続けていきます。