ミツバチは私達人類にとってかけがえのない宝物を多く作り出します。
はちみつ・ローヤルゼリー・ビーポーレン、プロポリスなどが代表的で、これらをまとめて「蜂産品」と呼びます。
蜂産品には普段の生活から使えるものだけではなく、健康の為に利用できる物など幅広い用途に活用されています。
初めてプロポリスを使う方の中にはプロポリスのことをハチミツの一種だと思われている方もいますが、実は全く異なる用途でミツバチが作り出した蜂産品となります。
ここではプロポリスとハチミツの違いについて解説します。
ハチミツとプロポリスは全く異なる
上記でも説明した通り、そもそもミツバチがハチミツを作る目的とプロポリスを作る目的は大きく異なります。
ハチミツはミツバチの「餌」として作られるのに対して、プロポリスは巣と自分たちの群れを守る為の「天然の防御壁」として作られます。
つまり「餌」と「物質」としてそれぞれ作られるのです。
また私達がお店や専門店などで普段目にするプロポリスは原液などの「液体」として販売されているものが多いです。
ハチミツも液体状なので、こういった点からプロポリスをハチミツの一種と勘違いされる方が多い理由だと言えます。
ですが、ミツバチはプロポリスを作り出した時点では、ハチミツなどと同じ液体として作られるわけではありません。
元々は巣の出入り口に固形状のプロポリス(この固形物を私達はプロポリスの原塊と呼びます)として作り出します。
このように作られたプロポリスの原塊をアルコールなどに漬け込み熟成させてからプロポリスエキスを抽出し、液体状のプロポリス原液になるのです。
更に両者の違いは、形状の違いだけではありません。
味も全く異なり、ハチミツは甘く美味しいですが、プロポリスはピリッとした辛味を持ち固形物として作られているので、そのままではとても食べれるものではありません。
それだけではなく、原塊から抽出して作られたプロポリス原液も刺激が強く風味も独特で飲みにくいと感じる方も多いです。
このようにプロポリスとハチミツは同じ蜂産品でもお互いに全く異なる特徴を持ちます。
プロポリスとハチミツ…2つの共通点
ハチミツとプロポリスの異なる点は解説しましたが、この2つには共通点もあります。
どちらも「殺菌・抗菌力が高い」という点と「栄養成分が豊富に含有されている」という点です。
そしてハチミツもプロポリスも、どちらも色々な用途に使用できます。
それぞれミツバチが植物を材料(プロポリスは植物の樹脂・樹液、蜂蜜は花蜜)として作り出すものなので、このような共通点も持ちます。
この性質を活用する形で、私達はプロポリスやハチミツを健康面で利用するなど幅広い方法で使うことが出来るのです。
プロポリスの飲みにくさをハチミツで補う
プロポリスは飲用する際とても刺激が強く、飲みにくいと感じる方も少なからずいらっしゃいます。
そういった方には負担なくプロポリスを飲用して頂く為に、アレンジして飲む事をお勧めしています。
代表的なプロポリスのアレンジの方法の1つにハチミツとプロポリスを混ぜて口にする方法があります。
このアレンジ方法はハチミツの甘みでプロポリスの刺激が軽減されるだけではなく、同じミツバチが作り出したものなのでとても相性が良いです。
美味しく飲用できる事からも人気のあるプロポリスの飲み方の1つです。
寺尾養蜂はプロポリスの専門店
寺尾養蜂はブラジル産グリーンプロポリスを専門に取り扱っています。
プロポリス原液だけではなく、プロポリスエキスと蜂蜜とハーブエキスを配合したプロポリススプレーなどを販売しています。
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プロポリスに精通した専門のスタッフがおりますので、疑問点などがありましたお気軽にお問合せくださいませ。