蜂産品とは

ミツバチは生きていく中で、様々な活動を行います。
その活動の過程で作られたものを「蜂産品」と呼びます。
今回はミツバチの蜂産品として有名なものをいくつか紹介します。

蜂産品とは

蜂産品という言葉は日本ではあまり馴染みが少ないと思います。
上記で触れたように、蜂産品とはミツバチが自然の中で生息していく中で作られ、人類が利用できるものを指します。
ミツバチと養蜂の文化・歴史が諸外国と比べると浅い日本においては、まだまだ馴染みが少ないですが、世界的に見た時に蜂産品を様々な形で生活に取り入れて役立てている例は数多く存在します。

代表的な蜂産品

【蜂産品その１：はちみつ】
蜂産品として最も有名なものと言えるのが、はちみつです。
はちみつが花蜜を集め水分を飛ばしたもので巣に貯蔵する食べ物です。
とても甘く、人類最古の甘味料とも呼ばれており、古代エジプトのピラミッドの中から発見されたことでも知られています。

【蜂産品その２：ローヤルゼリー】
ミツバチの中でも女王蜂のみ（女王蜂候補となる幼虫も）が口にすることを許されている栄養価の高いゼリー状の食べ物です。
滋養強壮効果があることでも知られています。
はちみつやプロポリス同様、健康食品の原材料としても有名です。

【蜂産品その３：ビーポーレン】
ミツバチが花粉を団子状に塗り固めたものがビーポーレンです。
ビーポーレンは栄養価が高く、ハチミツが不足した時などに食べられるミツバチの餌として作られています。

【蜂産品その4：プロポリス】
プロポリスは上述した３つの蜂産品とは用途が全く異なる蜂産品だと言えます。
まずプロポリスはミツバチの餌として作られているわけでは無く、雑菌・細菌などから巣を守るための防御壁としての役割を持ちます。
非常に高い抗菌力を持っているので天然の抗菌物質の別名で呼ばれることもあります。

グリーンプロポリスについての解説はこちら

プロポリスについての解説はこちら

今回は健康食品として利用されているものに限ってピックアップして紹介しました。
この他にも蜜蝋など様々な蜂産品などが存在しているので、幅広い用途で活用されていることがわかります。

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