ファイトケミカルとは？

高い健康作用を持つとされるファイトケミカル。
ビタミンやミネラルなどの健康成分と比べると、その名前はあまり耳にする機会は少ないですが、近年ビタミン、ミネラル、食物繊維などに加えて「第７の栄養素」として注目を集める機会が増えています。
実はこのファイトケミカルですが、プロポリスにも豊富に含有されておりプロポリスの健康作用に大きく関わっていることが期待されています。
今回はファイトケミカルについて解説していきます。

ファイトケミカルって何？

ファイトケミカルは植物に含まれる健康成分です。
具体的には栄養（いわゆる必須栄養素）ではなく、植物が作り出す色素やにおい、苦味などの天然成分のことを指します。
必須栄養素ではありませんが、私達の身体が健康を維持する上で非常に有用性が高いので、積極的に摂取したい成分になります。

ファイトケミカルを摂取することでどういった働きが期待できるのでしょうか？
ファイトケミカルに期待されている大きな健康の効果は抗酸化力です。
人間は生き続けていく中で必然的に活性酵素が発生します。
発生し続ける活性酵素が日々積み重なり蓄積することで、老化や生活習慣のトラブルなどの原因となると考えられています。

これを防ぐ為にも、抗酸化物質を日頃より摂取することで酸化を防ぐことで高い健康作用が期待されているのです。

ファイトケミカルが豊富に含まれる食材

ファイトケミカルと一言で言っても、実はフラボノイド系、カロテノイド系、含硫化合物などに大きく分けられており、野菜をはじめとした、果物、豆類などの色素や苦味、香りの成分として含まれています。
私達に身近なファイトケミカルが豊富な食べ物をいくつか挙げるのであれば、

・ブドウ
・大豆
・ピーマン
・緑茶
・ブロッコリー
・玉ねぎ
・人参
・かぼちゃ
・ほうれんそう

などが有名です。

色によって異なるファイトケミカルの働き

野菜・植物の色と健康効果も関係があるとされています。

赤色：赤い色のトマトやスイカ、グレープフルーツなどに含まれている赤い色素にはリコピンが含まれています。
カロテノイドの一種で、抗酸化作用が強く、多くの健康作用が期待されています。

オレンジ色：人参、カボチャなどのオレンジの色素には「ベータカロテン」が含まれています。
免疫力サポートなどに役立つことが期待されています。

黄色：トウモロコシなどの黄色の色素には「ルテイン」が含有されています。

このような形で、色によって異なる健康作用を持つことで知られています。
色とりどりの野菜・果物などを幅広く摂取することで多種多様なファイトケミカルを摂取することが出来ます。

プロポリスにもファイトケミカルが豊富に含まれる？

そんなファイトケミカルですがプロポリスにも豊富に含有されているとされており関係が深いと言えます。
プロポリスは植物の樹脂・樹液をミツバチが分泌する酵素で塗り固めることでミツバチが作り出します。
ファイトケミカルの１種であるフラボノイドを豊富に含有しているので、プロポリスはファイトケミカルと非常に関係性が高いと言えます。
※プロポリスの色素や辛味、苦味、渋み、辛味や色素健康維持の為にも、継続的にプロポリスを利用することで高い健康作用が見込まれるのです。

プロポリスに含まれるフラボノイドについてはこちら

ファイトケミカルは体内では作られない

ファイトケミカルは、植物が生成する成分です。
様々な健康作用が期待されていますが、私達の身体の中で自然に生成される成分ではありません。
なので、ファイトケミカルを補給する為には意識的にファイトケミカルを摂取して補う必要があります。

基本的には、ファイトケミカルは野菜や果物などから食を通じて摂取することが可能です。

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